新規定の解釈

片手または両手で、もしくは、片腕または両腕で帯より下へ直接の攻撃・防御は禁止とし1回で「反則負け」となる(2010年4月1日より:全日本柔道連盟)

(反則となる場合)
①双手刈・朽木倒・掬投・肩車等の技を掛ける場合、片手で襟を持っていても持っていなくても直接脚を取り攻撃すること。触れた程度は反則ではない。
②相手が攻撃に出ようとしている状態のとき、手や腕を直接相手の脚にあてがって防御すること。
③「小内巻き込み」を掛ける場合、足と同時に手または腕で相手の脚を抱えること。
④「大内刈」を掛ける場合、足と同時に手または腕で相手の脚を抱えること。
⑤俗称「谷落とし」を掛ける場合、足と同時に手または腕で相手の脚を抱えること。
⑥「一本背負投」を掛ける場合、背負うと同時に手または腕で相手の脚を抱えること。
⑦相手が「内股」を掛けてきたのを待ち構えて体の接触なしに「掬投」にいくために相手の脚を抱えること。
※3名の審判員が100パーセント明確に判断した場合のみ「反則負け」とし、不安定で100パーセントでない場合は「反則負け」とはしない。

(反則とならない場合)
イ.「返し技の場合」
①相手の攻撃を一度体で受け止め、その後、脚を取って返し技を施すこと。
②相手の「内股」を一度体で受け、その後、脚を取って「掬投」や「大内刈」に返すこと。
③相手の「支釣込足」を一度体で受け、その後、脚を取って「朽木倒」や「大内刈」に返すこと。
※返し技であっても脚を取るタイミングが同時か早いと判断された場合は反則となるので、意識して時差をつけることが大切。

ロ.「連絡技の場合」最初の技で本気で(偽装的ではなく)投げようとしているかが大切。
①一度「背負投」を掛けた後に時間差があって「肩車」に入るため脚を取ること。
②一度「小内刈」を掛けた後に時間差があって「朽木倒」に入るため脚を取ること。
※「背負投」と「肩車」、「小内刈」と「朽木倒」について、時間差がなく同時に脚を取ったと判断された場合は反則となるので、タイミングをずらすことが必要。
※ フェイント的な見せかけの技だけで脚を取ると反則となる。

ハ.「例外として許される場合」
① 相手が、標準的でない組み方のうち、肩越しに逆側の背部を掴んだ場合は、脚を取ることは許される。
※この状態のとき、相手はすぐに(1~2秒程度で)攻撃しない場合は相手に「指導」が与えられる。

以上、全日本柔道連盟審判委員会委員長・川口孝夫先生のブログから引用したものです。

http://judotk1.exblog.jp/
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by kent100skent100s | 2010-03-31 11:47 | 柔道