柔道 VS JUDO 2

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000040-spn-spo

消え行く「JUDO」母国の発言権
9月12日7時3分配信 スポーツニッポン


 【国際柔道連盟の日本人理事ゼロ・解説】国際柔道連盟の改選で理事2期目を狙い落選した山下泰裕氏が「ビゼールに負けたという感じ」と話したように、落選の背景には朴容晟前会長とビゼール新会長との対立の構図があった。朴前会長を支持し、同会長の任期満了後は会長選への出馬も促されていた山下氏は、05年の会長選で朴氏に敗れたビゼール氏にとって「最も危険な存在」(山下氏)だった。

 また、アマチュア規定を持つ日本は、商業化を目指す欧州連盟にとって“邪魔”な存在だったといえる。現に、新会長は会見で「日本の柔道は今も世界最高峰だが、世界の流れの中でパラレル(平行線)の存在だ」と話した。欧州連盟がメリジャ氏を擁立したのは、必然だった。

 同会長は今後も改革を続けることを示唆している。ブルー柔道着が採用された際も日本は強く反発したが、テレビ中継などの影響を背景に押し切られた。つかみにくい柔道着や試合会場のカラー化など、現在も日本と欧州で見解が異なるものは多数ある。「JUDO」ではない、母国としての「柔道」を守りきれるのか。状況は厳しい。

最終更新:9月12日10時23分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000015-sanspo-spo

山下氏、国際柔道連盟の理事選惨敗…日本人理事が消滅
9月12日8時1分配信 サンケイスポーツ


 【リオデジャネイロ(ブラジル)10日】世界柔道選手権(13日開幕)を直前に控え、日本柔道に衝撃が走った。国際柔道連盟(IJF)は、当地での総会で役員を改選し、教育・コーチング理事の再選を目指した山下泰裕氏(50)が落選した。IJFの執行部から日本人がいなくなったのは、1952年に日本が加盟して以来初めてで、世界の柔道界での影響力の低下が懸念される。

 柔道ニッポン、「本家」の威信が失墜した。03年9月に就任し、2期目を目指した山下氏が、欧州連盟の支持するモハメド・メリジャ氏(アルジェリア)に61対123の大差で敗れた。

 IJF会長に就任したばかりのマリアス・ビゼール氏(オーストリア)の新体制で、日本は重要な決定の情報入手が遅れることになる。ルール改正など競技の根本にかかわる動きに反対するにも、報告を受けてからになるため「本家」が世界の流れから取り残される恐れが出てきた。

 山下氏は「結果は思った以上に厳しかった」とした。欧州連盟会長を務めるビゼール新会長は、対立した朴容晟前会長(韓国)を支持した日本に厳しい姿勢を取り、朴氏の後継者と目された山下氏をも敵対視した。

 同新会長は商業化を推進し、プロ選手が世界を転戦するグランプリなどを開催するが、アマチュア規定のある日本には厳しいものになる。山下氏も「IJFはダイナミックに展開するだろう。日本がついていくのは大変」と指摘した。

 欧州連盟は5月のアジア連盟の会長選挙でクウェート人の立候補者を支援し、日本から立候補した佐藤宣践・全柔連副会長を破った。山下氏が取り組んできた襟を硬くするなどの不正柔道着に対するチェックが機能しなくなれば、「組めば強い」と言われる日本柔道にとっても死活問題。それひとつとっても、損失は理事のポストだけにとどまらない。

最終更新:9月12日8時1分
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by kent100skent100s | 2007-09-12 11:16 | 柔道